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GW阿蘇、小国、温泉三昧の旅(4日目)

わいた温泉郷の朝。

夕べから降り続いた雨は朝方にはやみました。

長いことお世話になったこの地ともこれでお別れです。

 

帰りの道すがらやって来たのは満願寺温泉。

この5m幅くらいの道がメインストリートなので大きなキャブコンだと運転に技量が必要かも・・。

 

ここに来たお目当ては、この川湯を見ることでした。

 

朝まだ早かったせいか、地区のおばちゃんがせっせと掃除してました。

しかし、よくこんな場所に温泉作っちゃいましたよね。

 

ご覧のとおり、向かいの道路や家屋から丸見えです。

脱衣場所なんて、この通路ですからね(笑)

こりゃあ、昼間は絶対ムリだな・・。

 

湯舟はこんな感じ。

夏の夕方に入ったら気持ちいいだろうなぁ。

 

地区外の方は200円が必要だそうです。

 

今回はお隣の内湯に入ることにしました。

内部は撮れなかったけど、改築してまだ日が浅く、とてもきれいな浴室でしたよ。

泉質は無色無臭、ほんのわずかに硫黄臭を感じました。

良いお風呂でした〜(^^)/

石鹸、シャンプー、ドライヤー、一切ありませんので準備が必要です。

 

さて、帰り道、とっておきの場所に車を停めました。

 

周りは見渡す限り牧場になっていて、写真では伝わらないと思いますが、素晴らしく広大な景色です。

 

ちょうどお昼時だったので、車内でお湯を沸かしてインスタント焼きそばにしました。

この風景を眺めながらの食事は、どんな高級なレストランより美味しいかも。

 

車を停めればそこが食卓になる。

キャンピングカーはいろんな良さがあるけど、これが一番のメリットではないでしょうか。

今回の3泊4日の旅のいい締めになりました。

また夏に来たいと思います。

JUGEMテーマ:キャンピングカー

GW阿蘇、小国、温泉三昧の旅(3日目)

豊礼の湯の朝
夕べは沢山のキャブコンが停まってたけど、今朝早く三分の2くらい出て行ってしまいました。
皆さんせっかちですね、もっとユックリすればいいのに…。

さて、今日はどうしようか。
予報をみると一日中曇りのよう。
昨日までは雨の予報だったから、好転したんだね。
夜半に降ったのが良かったのかも。
雨なら今日帰ろうと思ってたけど、もう一泊してもいいね〜。

する事も無いので、わいた温泉郷周辺を散策してみました。
この辺りはそこらじゅうから蒸気が噴き出しています。


特別な観光地じゃなく、こんな場所を散策する方がずっと楽しいね。


ブラタモリ、最近のマイブームです(笑)


それにしても、まだ時間が早いせいか、湯けむり茶屋、そらいろのたね、どこも空いてません。
それならと、温泉調査(笑)
守護陣温泉は家族湯しかないのでパス、くぬぎの湯は林間にあって、なかなか良さそう。それに車中泊も認めてるようです。
昨日のあそこに比べるとルールも緩やかです。今夜はここに泊まってもいいかも。

しばらく車で読書してたらいい時間になったので、ゆけむり茶屋の温泉に入ることにしました。


入ってみると、すぐ近くのほかの温泉とは泉質がまったく違います。
こちらは無色無臭でほんのりツルツル系でした。
そう言えば、はげの湯温泉 旅館山翠は薄いブルーだけど透明で、豊礼はそれに濁りが加わってる感じ。近くても泉源が違うのでしょうか。
まあ、とにかく気持ちの良いお風呂でした。
風呂から上がって、少し早めの昼食に。
ニンニクの効いたちゃんぽん定食。素朴なお味で美味しかったです。


さあて、まだ正午。どこ行こうか。
ということで訪ねたのは「幸野川橋梁」
小国町に7基点在する旧国鉄宮原線のアーチ橋のひとつで、唯一ここだけすかし穴のデザインが入っているそうです。


車を入れて記念撮影。


これが透かし穴。
物資が不足してた時代だから、コンクリート量を節約する目的もあったかも知れませんね。
なんでも鉄不足の為、コンクリートの中に鉄筋を入れる代わりに竹を入れたと伝えられていて、 「竹筋橋」と呼ばれているそうですよ。ロマンありますよね〜。


再びわいた温泉郷に戻り、駐車場で読書をしたり昼寝をしたりして過ごし、夕食のため2日連続で白地商店へ。


今夜のメニューは蒸し鳥定食。
少々時間はかかりますが、柔らかく蒸されててめっちゃ美味しかったです。


お次はお風呂。
この商店が管理している貸切露天風呂があるというので、利用させてもらうことにしました。


わお!
手作り感満載のお風呂です。
ほぼ無色無臭ですがいいお湯でした。


何よりこの眺望が素晴らしい。
夕暮れのこの時間帯が一番きれいかも。


お風呂を上がった頃にはすっかり日が暮れて


風が涼しくて心地よく、バス停の椅子に腰掛けて夕涼み。
折良く白地商店に冷えたビールが売ってたので、缶ビール片手に湯けむりの温泉郷を眺めてました。
最高の贅沢な時間でした・・。

GW阿蘇、小国、温泉三昧の旅(2日目)

道の駅「小国」の朝。
夜半にパラついた雨も上がって、快晴に恵まれました。
駐車場内はキャブコンが4〜5台にバンコンが少し、それとたくさんの普通車で全部埋まってました。
車中泊ブーム、すごいです。


この特徴的な建物は物産館なのだけど、夜は6時で閉まってしまいます。
なので夜間は小さな屋外トイレのみ。
狭いし掃除もそこそこで使い勝手はよくありません。
もちろんウォシュレットも無し。

まあ、無料で使うから文句は言えませんが、食事とかなにがしかの経済効果は産んでるんだからもう少し改善してもらいたいところですね〜。


車中で朝食を食べてる最中、嬉しいメールが届きました。
キャン友のislanderさんが、都合よく小国の温泉に来るとのこと。
迷わず合流させてもらうことにしました。
せっかくなので、ここ小国出身の北里柴三郎記念館にも寄ることに・・。



islanderさんと合流後、しばし喫茶店で歓談のあと記念館へ。記念館のすぐそばにある木魂館という施設に車を停め記念館に向かいました。



しばし迷った挙句ようやく到着。

着いてみると歩かなくても車でのりつけられる道路がありました。
慣れないとまあ、こんなもんです。



ちょっとしたハプニングがあり、1人で北里文庫を見学。
よく知らなかったけど、野口英世さんの先生だったり、初代医師会長を務めたりした方なんですね。
あんまり書くと無知がバレるので書きませんが、子供の頃から母親が学問に熱心で、ここまで大成したのは必然だと思いました。
わたしもそんな親を持ってたら神童と呼ばれてたかも(笑)



いえ、今の私がいるのは両親のおかげです。
大した学問も無いのによくここまで育ててくれましたです(涙)



さて、今日のメインイベント。温泉巡りのはじまりです。
まずは「はげの湯温泉 旅館山翠」



ここはすごかったです。
辺りにたちこめる硫黄の香り。
道路の真ん中から、なんと蒸気が吹き出してます。
すごい〜、温泉情緒満点です。



お風呂のすぐ手前でも湯けむりが。
とんでもない湯量なんでしょうね、きっと。



お目当の混浴露天風呂に入りました。
女性も入ってたようだけど、うまい具合に遮られてて見えないから安心です。
念のため、写ってるのは男性ですw

お湯は青みがかったほぼ透明な、硫黄臭のある好みの湯でした。



施設の一番高台にこんな物体がありました。
スタッフさんに聞いてみると、これは大きな消音器なんだそうです。
温泉から噴き出す蒸気は大きな音を立てるのだそうで、それを消音するらしいです。
世の中、知らないことがたくさんありますね〜。



続いて訪ねたのは「奴留湯(ぬるゆ)温泉 共同浴場」



ただヌルいお湯だからこの名がついたかと思えば、殿さまに付いてきた奴さんが疲れた身体を長く留まって癒したといういわれのようです。
なるほど、でもヌルいのは間違いなかったです(笑)



湯舟が変わってて、下に大きな石がゴロゴロしてます。
石の下には木組みがあって、その下はもっと深くて見えません。
なんだか不気味で1人じゃ落ち着いて入れなかったかも。



お風呂の後、islanderさんと別れ、付近をブラタモリしました。
すると、こんな共同洗い場がありました。
さわってみるとなんと温泉水のようです。
こんな生活があるんですね〜。


今夜の寝ぐらにしようとやってきたのはここ。
車中泊OKと聞いてたので受付で申告したら、20項目くらいの注意書きを渡されました。
これを了承すれば認めるとのこと。

読んでみると、キャンプ行為をしない、火を使わない、水は提供できない、アイドリングをしない、など当たり前のことだったので、お願いすることにしました。
泊まれるのは一番遠くて砂利敷きの3番駐車場だけだそうです。
そこには車はほとんど停まってなかったので、今夜車中泊者はいるかと確認してみました。風呂から遠くなんとなく寂しい場所なので、できれば知りたいと。
すると、いるとは思うけど寂しいのなら近くの道の駅に行けばいいんじゃないですか?
沢山の車中泊者がいて怖く無いですよと言われました。

まあ、それもそうか。
で、場所替え。



そこの露天風呂には興味があったけど、近くの豊礼の湯にチェックインしました。
ここは車中泊に寛容なので安心感が違います。
夕食のため近くの食堂へ歩いて向かうと、途中の道端にこんなパイプがありました。
共同タンクから各家庭へ温泉を引くためのものです。
それを見て、ここいらの住人は健康を壊すことはないのかな?と素朴に思いました。
毎日温泉に浸かったら病気ひとつしないような、どうなんでしょう(笑)



ここの酒屋さんが食堂と露天風呂も営んでます。
素晴らしい多角経営。
こんな田舎にお金が落ちることは良いことですね。



頂いたのは豚足定食。
トロトロでめっちゃ美味しかったです(^。^)
今夜はお肌ツルツルだわw

GW阿蘇、小国、温泉三昧の旅(1日目)

待ちに待った連休。
世間では連休後半と言われてるけど、実質今日からが連休だろ、と思うのはわたしだけでは無いはず(笑)

ま、それはいいとして、旅立つことにしました。
予報を見ると、宮崎、鹿児島方面は雨続きのようなのでパス。
今回は天気の良さそうな、熊本、大分方面に向かいます。
風の向くまま、気の向くまま、車を運転してると、日頃のストレスがさらさらと流れ出て行くようです。

お昼時になったので、こんな地元密着型のお店で軽くうどんを頂き、さらに阿蘇方面へと向かいます。


高森町を迂回する広域農道に入り、マディソン郡の橋(正式名 阿蘇望橋)の少し手前にある、前から気になっていたあるスポットへ立ち寄りました。


ご覧のとおり、基本的にはツリーハウスなんですが、とにかく規模がデカイです。誰がどんな目的で作ったのか、一切表示が無いので謎が深まります。
この日は沢山の人が見学に来てました。


人の大きさと比較するとスケール感が伝わるでしょうか?


施設は解放されており(ロープ、立札など全く無いのでおそらくそうでしょう)、二階へも登れます。


上がって見ました。
ところどころ床が傷んでいるところがあったので、慎重に移動しました。謝って転落したら自己責任ですからね。
それにしても、二階も広いです。
驚いたことに渡り廊下で隣のツリーハウスと繋がってます。


なんと三階へ続く階段もありました。
時間をかければもっといろんな発見があるかも。


基礎石の代わりにこんな巨石が使われてたり、とにかく不思議な施設でした。
これを作った方と機会があれば話をしてみたいものです。


やって来ました阿蘇!
こういう景色を見ると、いかにも阿蘇に来たな〜という気分になります。


ツリーハウスを後にし、やって来たのは阿蘇うぶやま御湯船温泉館。
皮膚病や切り傷に大変効能があると言われている湯治場なんですが、イメージとは裏腹にとても新しくて綺麗な施設でした。


内部の様子。
湯治場らしく、内部には食材や洗剤など、生活に必要なものは大体揃っています。
もちろん食堂もあるので、便利そうでした。


宿泊施設もあって、連休中は予約でいっぱい。
それもそのはず、3名一室なら素泊まり3千円という安さ。
いつか両親を連れて来てあげなければ。


いいお風呂でした。
42度と自分にはやや熱めでしたが、じんわり浸かっていると疲れが取れました。泉質は炭酸水素・硫酸塩温泉とのこと。匂いは少ないけど、湯の花がたくさんの温泉らしい温泉でしたよ。
風呂上がりのラムネがまた格別でした(^。^)


風呂上がりに栃木から来たというバイカーとお話ししました。
1200ccのバイクで一人旅だそうです。
あちこちのキャンプ場を転々としながら旅してるとか・・。
種類は違えど、同じ旅人同士、しばらく話しに花が咲きました。
キャンピングカーを買うのが夢だって言ったてのが印象的でしたね。

その方と別れ、やってきたのは今夜の寝ぐらにしようと思っていた、瀬の本レストハウスの隣の公共駐車場。


先着のキャンカーが3台ほどおられましたが、よく見るとこんな立て看板が。
駐車場内でのオートキャンプ禁止って・・。
車中泊禁止とは書いてないけど、どうなんだろう。
目の前にはオートキャンプ場もあるので、キャンピングカーで無料で泊まられたら商売に影響が出るんでしょう。
それならここに泊まるのは遠慮した方がいいと結論。


30分ほど離れた道の駅に移動しました。
ここには沢山のキャンピングカーや車中泊の方々がいっぱいで、安心して泊まれそう。


国道を挟んだ向かいの焼肉屋さんでさっそく一杯(笑)
瀬の本のレストランは閉店してたので、車のなかで侘しい食事をとるより、こっちの方が断然良く、結果オーライでした。

車に戻ったあとは、ベッドの上で大好きな読書。
暑くも寒くもなく、よく眠れそうです。

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